好きなものを食べてストレスを解消するデメリット

栄養価が偏ってしまいやすい

好きなものを食べてストレス解消をする方法は、手軽に取り入れやすい方法である一方で、デメリットもあると認識しておくことが必要です。まず覚えておきたいのが、好きなものばかりを食べていると、栄養価が偏ってしまいやすいという点です。食べ物から摂取する栄養素は、身体的な健康のみならず、精神的な健康にも影響を及ぼすものです。

好きなものを食べれば、一時的にはストレスが緩和したと感じられることしょう。しかしながら、食生活に偏りがあって栄養価が不足していると、何となく疲れが抜け切らず、本調子ではない状態が長く続いてしまうこともあります。食べた時には口福感で満たされても、長期的なストレス解消にはならないこともあるということを、きちんと覚えておいてください。

カロリー過多になってしまいやすい

「好きな食べ物を教えて」と言われたら、揚げ物やラーメン、スイーツなどを挙げる人が多いのではないでしょうか。好きなものとして人気のあるメニューは、カロリーが高いものが中心です。好きだからという理由だけでメニューを選ぶ習慣がついてしまうと、一日の摂取カロリーの目安を上回るカロリーを摂取してしまうこともあります。 カロリー過多の食生活を続けていると、体重が増加してしまうだけでなく、内臓疾患にかかったり、気分が落ち込んでしまう原因になってしまったりする可能性も考えられます。カロリー過多が招くリスクを知り、カロリーに対する知識を適切に身につけるようにしてください。近年は、外食店のメニューにも、カロリーが表記されているケースが増えていますので、カロリーを意識して選ぶようにするとよいでしょう。